「風の余白」について

「風の余白」は、
読むこと、書くこと、そして考えること。
その“あいだ”にあるものを、静かにすくい取っていくための場所です。

本を読むことで浮かぶ思いや問い、
書くことで立ち上がる言葉や気配、
そうしたものを大切にしながら、
日々、読書感想や物語、随筆や詩的な断章を綴っています。

意味を急がず、
解釈の余白を残しながら、
ことばとともに、ただ“そこにある”ような文章を目指しています。

ここで書かれるものに、
はっきりとした結論はないかもしれません。
けれど、何かが静かに流れている。

そんな読みものの時間を、
ともに味わっていただけたら嬉しいです。